実施するにあたってはいろいろ事件があって、やっぱり、ローカルコミュニティでの仕事って大変だよなぁ...と協力隊時代を思い出した期間でした...(笑) めちゃくちゃストレス溜まったけれど、チームメイトとカラオケ行ったり美味しいご飯食べに行けたりするのは、フィリピンのいいところ。
おそろいのプロジェクトTシャツ!
そして山あり谷あり、事件が多々あったワークショップも、終わってみれば結構うまくいったんじゃないかな、という手応え。内容は広くいうとジェンダー教育だけれど、もっと言うとジェンダーにまつわるステレオタイプを減らすこと、それに関する暴力を減らすこと、そして暴力ではなく適切な言葉を使ったコミュニケーションをしましょう、という啓発活動。2回に渡ってコミュニティの男性、女性それぞれを対象に行いました。
男性のワークショップ風景(ディスカッション)
こういう、年齢も学歴もバラバラな、しかも大人を相手に授業計画のようなものを作ったことがなかったので、とても勉強になりました。参加者に身近じゃないテーマをどれだけ親しみやすく、わかりやすく展開するかとか、まだまだ今後の課題です。
女性のワークショップ風景(コミュニティリーダーのあいさつ)
残念だったのが、私がタガログ語を話せないので、オンタイムで参加者とやりとりがなかなかできず、言葉が分かればもっとフォローもディスカッションもできたのになあということ。言語ができるってやっぱり大事。
とはいうものの、参加者の皆さんはとってもモチベーションが高くて、英語で話しかけてくれる方もいて、私もたくさん勉強させてもらいました。こういう場がもっとコミュニティの人々にとって身近になるといいな。
そんなわけで、残された学生生活はこのプロジェクトに関するプレゼンテーション、最終レポート、そしてディフェンス(プレゼン+質疑応答)でおおよそ終盤。そして11月末にある卒業試験に合格さえすれば、晴れて卒業です。
なんだかんだ、あと残り二ヶ月ちょっとのフィリピン。雨季でビーチな状況ではないけれど、ていうか試験勉強やら就活もあるけれど、頑張って楽しまなければ!
いつも楽しみにしてました。
返信削除言語の壁があったからこそ、避けられた諍いや、深く思い会えたこともあったなぁと、昔を振り返りつつ、コミュニケーションにおいても、経験や学びが力を発揮するなと思いました。発表がんばってください。
ひつじさん、わざわざコメントいただきましてありがとうございます。だいぶのんきな更新にもかかわらず、いつも楽しみにしてくださるということで非常に光栄です。
削除コミュニケーションは本当に奥深いですね。特に異なる文化や価値観が挟まると、同じ言葉一つでも捉え方が異なってくるので、非常に難しいなと思います。しかしおっしゃる通り、言葉の壁があるからこそ、言葉に頼らないボディランゲージも活発になり、より深くわかりあうことも可能なんだろうと思います。
発表、そして卒業に向けて残りもがんばります!